Minecraftサーバーを動かす知識

bukkit.ymlの設定

投稿:  By: HimaJyun

bukkit.ymlはBukkitの基本的な設定を行う値です。

かつてはさまざまな設定がありましたが現在は分割、廃止され少ししか残っていません。

この記事ではSpigot 1.13.2で動作確認を行っています。バージョンによっては設定ファイルの設定項目が異なることもあるでしょう。

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settings

settingsはBukkitの基本的な動作に関する設定です。

設定デフォルト説明
allow-endtrueエンドを有効にするか?
warn-on-overloadtrueサーバーが過負荷になった時にログに警告を表示するか?
permissions-filepermission.yml指定したファイル名がカスタムパーミッションファイルとして使用される
update-folderupdate更新されたプラグインを入れるディレクトリを指定。ここに入れられたプラグインは再起動時に移動される
plugin-profilingfalseプラグインがイベントの実行にかかった時間を計測する/timingsコマンドを使用可能にするか?
connection-throttle4000クライアントが接続試行後に再度接続を許可するまでの時間。単位はミリ秒。0にすると無効になるが攻撃を受けやすくなる
query-pluginstrueクエリ(server.propertiesのenable-queryで有効化するもの)の結果にプラグインのリストを含めるか?
deprecated-verbosedefaultプラグインが廃止予定のイベントを登録した際に警告を表示するか?
trueやfalseで切り替え、defaultはプラグイン側で設定されていない限り警告を表示
shutdown-messageServer closedサーバーが停止した時にクライアントに表示されるメッセージ

spawn-limits

spawn-limitsはワールド別のスポーン数上限に関する設定です。

これらの設定はロードされているチャンク内のMOBにのみ適用されます。

設定デフォルト説明
monsters70ワールドごとにスポーンできるモンスターの最大数
animals10ワールドごとにスポーンできる動物の最大数
water-animals15ワールドごとにスポーンできる水棲動物の最大数
ambient15ワールドごとにスポーンできるアンビエントクリーチャー(コウモリ)の最大数

MOBによってスポーンする他のMOBはこの設定の影響を受けません。

chunk-gc

chunk-gc関連の設定です。どちらかの値が0の場合はチャンクGCが無効になります。

設定デフォルト説明
period-in-ticks600チャンクGCの間隔。単位はtick(1/20秒)
load-threshold0最後のGC後から指定した値分のチャンクがロードされるまでGCを行わない。

ticks-per

ticks-per関連の設定です。単位はtick(1/20秒)

値を0未満にするとデフォルト値にリセットされる。

設定デフォルト説明
animal-spawns400動物のスポーン間隔
monster-spawns1モンスターのスポーン間隔
autosave6000変更されたデータを保存する間隔。
この値のみ0未満にするとデフォルト(6000)ではなく0=自動保存しない設定になる

animal-spawnsmonster-spawnsは0に設定するとスポーンしなくなるが、この場合はserver.propertiesで設定することを推奨

aliases

aliasesという設定項目はデフォルト値がnow-in-commands.ymlとなっているため文字通りcommands.ymlで設定する。

commands.ymlに関しては「commands.ymlの設定」で解説。

参考